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第2回 日本在宅医療コングレス 参加レポート

当院では県在宅医療促進事業として湖光クリニック(富士河口湖町)、さち薬局と連携し研修会を重ねて参りました。

その一環として、2025年2月15日(土)に第2回 日本在宅医療コングレスに10名で参加しました。

少し長めのレポートにお付き合いください。

 

 

会場は全国町村会館(東京都永田町)でした。甲府から電車、バスで参加いたしました。

このコングレスは全国在宅療養支援医協会が日本全国の在宅医療関係者のために開催している会で、今回で2回目の開催となります。

コングレスは3部構成でした。

1部の基調講演では厚生労働省 危機管理・医務技術総括審議官 佐々木 様に【危機管理としての在宅医療】のテーマのもと災害から国民の命や健康を守るために取り組んでいる保健・医療・福祉等の各分野においての体制・連携面や施設等の耐災害性強化の防災、減災対策についてご講演いただき、そこに在宅医療や地域がどう関わっていくかをご教授いただきました。

 

2部では2024年度ブロックフォーラム報告会として15の都道府県の代表より各県での取組みの報告がありました。

山梨県代表は当院の高添院長が報告いたしました。

山梨県のフォーラムは毎年、文化の日(11/3)に開催予定です。2025年も開催しますので是非ご参加ください。詳細は確定次第、当HPでもご案内いたします。

 

3部ではシンポジウムとして~あるべき在宅医療の姿を求めて~のテーマのもと歯科医師、薬剤師、看護師からの講演の後、パネルディスカッションが行われました。

高添院長もパネラーとして登壇しました。

良い専門職として何が求められるか、多職種連携のポイントなど有意義なディスカッションがなされました。

 

 

大会の後は、感染症に十分配慮された環境の中、短時間での懇親会が開催されました。

全国参加者と職域を超えたディスカッションが出来、緊張の面持ちだった職員たちも徐々に打ち解けていきました。

 

 

在宅医療・介護のニーズが向上していることに反して、社会資源は不足し、少子高齢化から医療介護の担い手が不足している現状に、私たち在宅医療を推進する医療機関はどう携わっていくか。

時に変革をし、姿ややり方を変え社会情勢と向き合っていく必要があります。その中でも患者様にとって何がいい選択なのかを大切にこれからも地域に根付いた診療を続けて参ります。

 

 

 

記:医療ソーシャルワーカー 小林